2022/10/20 14:16



出産後の身体の不調を機にピラティスと出会い、LA発のポップピラティスの日本初のインストラクターや、
ピラティスと筋力トレーニングを掛け合わせた独自のメソッド「PILAFIT」を考案するなど、活躍の場を広げているRISAさん。
そんな彼女の子育てノウハウ、女性としての生き方、さらにはCBDとの関係性を深掘りしていく。


ピラティスに出会ったきっかけを教えてください。

大学入学を機にロサンゼルスから日本に拠点を移し、モデル業や英語にまつわる仕事をしていました。
その後、出産し子育てをしていくなかで身体の不調から痛みがでるようになり、
鍼治療やマッサージなどに繰り返し通ったもののなかなか完治せず。
きちんと治したいと思い、病院に行ったらヘルニアの診断を受け、
手術しかないと言われたなか検索して行き着いたのが、ピラティスです。

週3回くらいマシーンとマットのピラティスに通い、
半年後、気がついた時には痛みもなくなっていました。
ピラティスを習い始めたときは、コルセットで固定しないとレッスンも受けられなかったのが、
筋肉量も増えて身体のバランスが整ったのか、
「いつの間にか治ってる・・・、ピラティスって本当にすごい!」と思いました。



ポップピラティスにどのようにして出会いましたか?

前述の通り、身体の不調からピラティスを取り入れたのですが、
どのような仕組みで回復へと向かったのか興味が湧き、
すぐにインストラクターの資格を取りました。
同時に、プライベートレッスンだけでは伝えきれない部分もあったのと、
なるべく多くの方々に正しい姿勢を継続的に身につけてもらいたいと思い、
グループフィットネストレーナーの資格も取りました。

当時はまだ、ピラティスって地味な動きなので退屈、わかりづらい、
細かいというイメージで抵抗があるという声も多くて・・・。
そんな時、たまたまフィットネスインフルエンサーのCassey Ho(キャシー・ホー)をYouTubeで見て、
音楽に合わせて動くポップピラティスに衝撃を受けました。

ペース感もありテンションも高いところに惹かれて、
すぐさまポップピラティスのインストラクターを目指しました。
ただ日本には上陸していなかったので、考案者であるCassey Hoに直接思いを伝え交渉し、
日本でレッスンや講座をやらせてもらえるようになり、現在はインストラクターの育成やイベント出演などに従事しています。

同時に、最新のフィットネス事情を知りたいと思い、
海外のフィットネスコンベンションに行くようになりました。
アメリカではフィットネスを通してみんなが繋がっていて、
既にコミュニティがあり、パワフルでお互いを応援しあい、
すでにフィットネスがライフスタイルの一部になっていることを強く感じました。


身体の曲線美はどのように維持していますか?

私の場合、そのときの目標で目指す体型は変わるので、
目的を持って3カ月スパンでトレーニングをします。
有酸素運動で激しい動きの多いポップピラティスは、細身で引き締まった体つきになりますし、
女性らしいカービーな身体を目指すときには、ピラティスをベースに安全性や正しい姿勢に気をつけ、
筋肉トレーニングを同時に行います。
引き締めるところは引き締めながらも、曲線美のある美しい身体に近づいていきます。



RISAさんが提唱する理想のトレー二ングとは?

私が理想とする、機能的で美しく健康的なメリハリボディを目指す、
ピラティス×筋トレを複合的に組み合わせたオリジナルメソッド「PILAFIT(ピラフィット)」を考案し、
5月1日よりスタートするオンラインサロン内で、そのメソッドを伝えていく予定です。

このメソッドは、トレーニングはもちろん食事もとても大事で、
日々の生活習慣にどう取り入れるかにフォーカスしています。
ピラティスと筋トレをただやればいいのではなく、効果的な食事もセットで監修し、曲線美を作る。

そして、特に重要なのがマインドセットです。
外で思い切り遊ぶことが少なくなった今、メンタル的にも継続できるよう”楽しいプログラム”、
そして「一生役に立つボディメイク法」を大きなテーマにしています。
ボディメイク(身体作り)、マインドセット、食事なども学べる総合的なフィットネスサロンです。


CBDを知ったきっかけ、いつ頃から取り入れているのかを教えてください。

ロサンゼルスで暮らしていた時からCBDは身近にありました。
私の周りも普段からロールオンを使ったり、コーヒーに入れたり、
さまざまな方法で生活に取り入れていたので、日本でのCBDの立ち位置には正直驚きました。
CBDを使い始めたのは、ロサンゼルスにいた頃からですね。
当時からオイルのドロップタイプや高濃度なアイテムなど
種類もたくさんあるので色々なものを試していました。

 

CBDをどのようなシーンに取り入れていますか?

エクササイズ前の集中力を高めたいときや筋肉痛の際によく使用しています。
夜間に子育てを終え、仕事をしていると気がついたら夜中なんてことも多々あります。
子育てや職業上、朝も早く睡眠も大事なので、睡眠前に「TABLETZ」やオイルを使用しています。
興奮状態からすっと眠りにつけて、質の良い睡眠が取れています。


TABLETZを愛用してみていかがですか?

まず、このとても可愛いパッケージが印象的です。
デスクに置いてあってもどこで取り出してもポップですし、
ライフスタイルに取り入れやすいなと感じました。
見た目はもちろんですが効果も感じやすく、睡眠前には欠かせない存在です。



お仕事と3人のお子様のママとして活躍されていますが、
両立される上で心がけていることはありますか?

自分にとってフィットネスは最大の治療法であり、人生になくてはならないものなので、
フィットネスを通して自分で自分にパワーを与えています。
母であり、経営者であり、人に対して触れることが多い中で、
自分自身のエネルギーが下がらないように、疲れたと思ったらフィットネスで元気を取り戻す。
筋トレでも自分の力の限界を超えることを目指し、常に進化を遂げていく。
逆に、週に1日何でも食べていい日や、やりたいことをやる日を決め、意識的に休むようにしています。


ピラティスなどのフィットネスを今度こそ習慣化したい、
という方にアドバイスがあればお願いいたします。

目標をしっかり明確にし、計画することが大切だと思います。
ただ痩せようかな、という漠然とした目標だと、自分の性格に左右されたり、
ただ体重が落ちただけでは満足しないので、どんな体型を目指して、
どこまでいったら自分が満足なのか、ということを具体的に設定すると
モチベーションを維持して、頑張れると思います。
あとは環境づくりですね。継続する楽しい環境づくりもすごく大事です。



RISAさんの今後の目標、ビジョンはありますか?

日本全国の女性に自分の可能性を信じて、パワフルに動いてほしい、
そのきっかけに少しでもなれたら嬉しいと思っています。
もっともっとフィットネスを楽しんでもらい、
食事や考え方も含め自分のものにしてもらえたらいいと思っています。
私も(上)2人の子育てをしてシングルマザーになり、
(誰かのために)してあげるばかりの立場になった経験を通し、
「お母さんはこうであるべき」という日本のママたちの固定概念を覆したいと強く感じたのです。
ママそれぞれの世界があって良い、もっと自分らしく、自由に飛躍してもらえたら嬉しいです。


ママとしてのマインドセットを教えてください。

子供たちを自分でコントロールしようと思わないことで、
怒りの矛先が子供に向かなくなり、ストレスが減りました。
あとは、何時までにこうしなきゃっていう決め事はせず、
世間が思う完璧なお母さん像は持たない、子供には仲間として接することを心がけています。


PROFILE

RISA
ボディメイクトレーナー/「PILAFIT」考案者

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。 妊娠・出産による身体の歪みと不調を機に、ピラティスと出会い、2016年に日本初のポップピラティスインストラクターとなる。
ピラティスと筋トレを複合的に組み合わせ、機能的で美しく健康的なメリハリボディを目指すオリジナルメソッド「PILAFIT」を考案、「#おいしそうな身体」を体現するRISAボディに憧れる女性ファンは多く、養成講座やレッスンは全国から予約が殺到。
今春からは、待望のフィットネス・オンラインサロン「PILAFIT BY RISA」をローンチ予定。ネイティヴな英語で行うグループレッスンでのキューイングの的確さにも定評があり、現在注目度ナンバーワンのインストラクター。三児の母でもある。

Instagram:  @risapilates
WEB:  https://linktr.ee/risapilates

Photo by Okabe Tokyo @okabetokyo